放射能年間許容量を緊急事態時は100倍まで緩和

無茶苦茶な基準
何のための基準?
放射能の年間許容量を1ミリシーベルトから
緊急時には100倍の100ミリシーベルトまで安全とする。
緊急事態が収束したら、1ミリシーベルトに基準を戻すという仕組み。
これは、まったく理解できないシステムである。
日本のテレビ、マスコミは、
いつの間にか、100ミリシーベルトまで安全を公言している。
この矛盾を指摘する、テレビ局はない。
アナウンサー、司会者はすべて安全との報道を言いきっている。
どこまで無責任なのか。
自分に関係ないことと考えているとしかいいようがない。
自分の子供が、福島原発50キロ圏内に住んでいないからだろう。


下記にニュースを添付


放射線防護基準などを決める国際組織・国際放射線防護委員会(ICRP)は、福島第一原発事故に関連し、同原発の周辺住民が居住し続ける場合、その地域で浴びる放射線量限度を当面年間20ミリ・シーベルトに引き上げるよう日本政府に求める声明を発表した。


 現在の一般の年間許容量は1ミリ・シーベルトだが、ICRPは、2007年に勧告した緊急事態発生時の一時的な緩和基準が今回適用できると判断した。同勧告では、放射性物質の汚染地域に一般住民が居住する場合、20〜100ミリ・シーベルトの範囲ならば健康影響の心配がないとしており、今回は、この基準で最も低い20ミリ・シーベルトを適用した。基準の緩和は一時的で、将来的には、1ミリ・シーベルトに戻す。

(2011年3月27日21時15分 読売新聞)


これら報道により
インターネットをやらない日本国民を安全と洗脳しています。
ここまで情報統制をするとは、恐ろしい無責任な国です。
ジャスミン革命でインターネットを活用したように
日本も原発の真実をインターネットで暴くしかありません。
安全と平気で報道する関係者達を監視していく必要があります。
彼らは、5年後10年後のことは考えていないのでしょう。
おそらく、言い訳もたくさん用意しているのでしょう。
東京電力津波は想定外だったと言うように、
放射能が100ミリシーベルトで癌になるとは想定外だったというのでしょうか?
何年も先の将来のことですので、
癌との因果関係を結びつけ立証することは難しいでしょうから
言い逃れはいくらでも出来ると考えているのでしょう。
今の緊急事態を乗り切ればそれでいい。
大切な命を守ること、復興復旧の生産的なことに労力を使うのではなく、
自分達の保身と責任転嫁に労力を注ぎ、未来の命をないがしろにする行為です。
福島県のお母さん達は、自衛するしかありません。
子供を徹底して守ってください。
未来を担う子供たちが健やかに安全に育ちますように。